当サイトは各サービスの公式情報と国税庁などの公的機関の公表資料をもとに編集部が執筆しています。記事内に税理士紹介サービスへのリンク(広告)を含みます。
『何人か税理士の候補は見つかったけど、誰に決めればいいか分からない』。面談を前にして、そんなふうに迷っている方も多いですよね。
結論から言うと、税理士の選び方で大事なのは「得意分野・料金の範囲・連絡のとりやすさ・相性」の4つを面談で確かめることです。
この記事を読むと、良い税理士の見分け方と、面談でそのまま使える質問が分かります。
良い税理士ってどんな人?選ぶポイントは4つ
『良い税理士』と言っても、人によって求めるものは違います。
ただ、どんな人にとっても外せないポイントがあるんです。まずはこの4つを物差しにしてみてください。
なお、この記事は2026年10月時点の各サービスの公式情報と公的機関の公表資料をもとにまとめています。
| ポイント | 確かめたいこと | 見落とすと起きやすいこと |
|---|---|---|
| 得意分野 | 自分の業種や頼みたい内容の経験があるか | 相談しても具体的な答えが返ってこない |
| 料金の範囲 | 月額に何が含まれ、年間でいくらかかるか | 決算料などが別にかかり、思ったより高くなる |
| 連絡のとりやすさ | 連絡の手段と、返事までの目安 | 急ぎの質問に答えてもらえない |
| 相性 | 説明が分かりやすく、話しやすいか | 聞きたいことを遠慮して聞けなくなる |

ここが大事なところです。この4つは、サイトや紹介の情報だけでは分かりにくいものばかり。だからこそ、面談で直接確かめる必要があるんです。
4つのポイントは、それぞれ何を確かめる?
ポイント1:自分の業種や用件に強いか
税理士にも得意・不得意があります。
税理士は税務の代理や申告書の作成、税務相談を行える国家資格です(国税庁 税理士制度について)。ただ、相続に強い人もいれば、飲食店や医療など特定の業種に詳しい人もいます。
『税理士なら誰でも同じじゃないの?』と思う方もいるはずです。
実は、同じ税理士でも経験してきた仕事はかなり違います。例えば相続税の申告をほとんど扱っていない事務所に頼むと、相談のたびに調べてもらうことになりかねません。
- 自分と同じ業種の顧問先はどのくらいいますか
- 頼みたい内容(決算・税務調査・相続など)の経験はありますか
- 融資や節税の相談にも乗ってもらえますか
融資の相談もしたい方は、中小企業庁が認定する「認定経営革新等支援機関」かどうかも目安になります。認定を受けた税理士などの指導・助言を受けていると、日本政策金融公庫の創業向け融資で特別利率の対象になる場合があります(日本政策金融公庫 新規開業・スタートアップ支援資金)。
ポイント2:料金に何が含まれているか
料金は、月額の顧問料だけで比べないのがコツです。
税理士の報酬は、2002年に報酬規定が廃止されてから、事務所ごとに自由に決めています(東北税理士会 税理士報酬に関するご案内)。公的な統計もないので、同じ内容でも事務所によって金額が違うんです。
参考として、税理士ドットコムが示している法人の顧問料の目安を一部紹介します。
| 年間売上 | 顧問料(毎月訪問) | 決算料(年額) |
|---|---|---|
| 1,000万円未満 | 25,000円〜 | 100,000円〜 |
| 1,000万〜3,000万円未満 | 30,000円〜 | 120,000円〜 |
| 3,000万〜5,000万円未満 | 35,000円〜 | 140,000円〜 |
出典は税理士ドットコム「税理士の費用・報酬・顧問料の相場はいくら?」で、民間の目安です。訪問の回数を減らすと月額が下がる設定になっています。
月額が安いからと決めたら、決算料・年末調整・記帳代行が別料金で、年間の総額はほかの事務所と変わらなかった。見積もりは年間の総額で並べてみてください。
費用の目安をもっと詳しく知りたい方は、税理士の顧問料の相場や税理士の決算料の相場も参考になります。
ポイント3:連絡がとりやすいか
税理士とは、年に何度もやりとりすることになります。
質問への返事が遅いと、それだけで仕事が止まってしまいますよね。
面談では、連絡の手段と返事までの目安をはっきり聞いておきましょう。
「急ぎで聞きたいことがある時は、どうやって連絡すればいいですか?」
「メールで質問したら、だいたい何日くらいで返事をもらえますか?」
担当が税理士本人なのか、事務所のスタッフなのかも聞いておくと安心です。相談の窓口が誰になるかで、話の通りやすさが変わります。
電話・メール・チャットのどれで連絡できるか、返事までの目安、担当者が誰か。この3つが分かれば、契約後のやりとりがイメージしやすくなります。
ポイント4:話しやすく、説明が分かりやすいか
最後は相性です。
税理士は、お金のことを何でも相談する相手になります。『こんなこと聞いていいのかな』と遠慮してしまう相手だと、続けるのがしんどくなりますよね。
面談では、あえて素朴な質問をしてみるのがおすすめです。
例えば「青色申告って、白色申告と何が違うんですか?」と聞いてみる。専門用語を使わずに説明してくれるかどうかで、普段のやりとりが想像できます。
- 専門用語を言い換えて説明してくれるか
- こちらの話を最後まで聞いてくれるか
- できないことはできないと、はっきり言ってくれるか
面談で聞いておきたい質問リスト
ここまでの4つのポイントを、面談で使える質問にまとめました。メモに書き写して持っていくと、聞き忘れがありません。

- 自分の業種・規模・頼みたいことを最初に伝える
- 同じような顧問先の経験があるか聞く
- 料金の内訳と、年間の総額を見積もってもらう
- 連絡の手段と返事までの目安、担当者を確かめる
- 素朴な質問をして、説明の分かりやすさを見る
- その場で決めず、持ち帰って比べる
『その場で「お願いします」と言わないと失礼かな』と心配になる方もいると思います。
でも、面談のあとに持ち帰って考えるのは普通のことです。2〜3人と会ってから比べると、料金や対応の違いがよく分かりますよ。
候補の集め方から知りたい方は、税理士の探し方5つで探し方ごとの違いをまとめています。
税理士選びでよくある失敗は?
最後に、税理士選びでつまずきやすい場面を見ておきましょう。どれも、事前に知っていれば避けやすいものばかりです。
| よくある失敗 | 起きやすい理由 | 避けるコツ |
|---|---|---|
| 1人だけと会って決めた | 比べる相手がいないので、料金や対応が普通かどうか分からない | 2〜3人と会ってから決める |
| 近所だからと決めた | 距離だけで選び、得意分野を確かめていなかった | 用件の経験を先に聞く |
| 申告の直前に慌てて決めた | 選ぶ時間がなく、条件を比べられなかった | 期限の数か月前から探し始める |
| 頼む範囲を決めずに契約した | あとから「それは別料金」と言われた | 契約前に頼む範囲を書き出しておく |
『もう申告まで時間がない』という方もいますよね。
そんな時こそ、条件をメモしてから相談するのが近道です。例えば個人の確定申告は、原則として翌年3月15日が期限です(国税庁 確定申告)。年明けは税理士も忙しくなるので、早めに動いておくと選べる幅が広がります。
候補を集めるなら税理士紹介サービスが手軽
面談で比べるには、まず候補が必要です。
自分で一人ずつ探すのが大変な時は、税理士紹介サービスで条件に合う税理士を紹介してもらう方法があります。各社の比較は税理士紹介サービスのおすすめ比較にまとめています。
なかでも使いやすいのが税理士ドットコムです。東証プライム上場の弁護士ドットコム株式会社(証券コード6027)が運営していて、累計実績は475,710件(2026年10月4日更新)です。
- 希望を伝えると、条件に合う税理士を探して紹介してもらえる
- 紹介後は都合の良い日時で面談して、相性を確かめてから決められる
- 聞きづらいことは、スタッフを通して聞いてもらうこともできる
- 紹介料は無料で、24時間365日受け付けている
面談してみて合わなかった時も、無理に契約する必要はありません。断り方が気になる方は紹介された税理士の断り方も読んでみてください。
税理士ドットコム
税理士ドットコムで条件に合う税理士を無料で探す
東証プライム上場の弁護士ドットコム株式会社が運営する税理士紹介サービスです。全国7,500名以上の登録税理士から、用件や予算に合う税理士を無料で紹介してもらえます。
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よくある質問
良い税理士の見分け方を一言で言うと?
自分の業種や用件の経験があり、料金の範囲がはっきりしていて、連絡がとりやすく、説明が分かりやすい人です。この4つを面談で確かめてみてください。
税理士を選ぶ時、年齢や事務所の規模は気にした方がいいですか?
年齢や規模よりも、担当者が誰になるか、自分の用件の経験があるかを確かめる方が大事です。担当が税理士本人か、事務所のスタッフかも聞いておきましょう。
面談は無料ですか?
紹介サービスの公式サイトでも、初回の面談は無料の事務所がほとんどと紹介されています。ただ、事務所によって違います。具体的な作業をお願いすると費用がかかる場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
選んだ税理士が登録されているか確認できますか?
日本税理士会連合会の税理士情報検索サイトで、登録されている税理士を調べられます。
何人と面談してから決めるのがいいですか?
決まりはありませんが、2〜3人と会うと比べやすくなります。紹介サービスでも、2〜3人の税理士を比べて決める人が多いと紹介されています。
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まとめ
- 税理士の選び方のポイントは、得意分野・料金の範囲・連絡のとりやすさ・相性の4つ
- 料金は月額だけでなく、決算料などを含めた年間の総額で比べる
- 面談では質問リストを持っていき、その場で決めずに持ち帰って比べる
- 候補集めに迷ったら、無料で紹介と面談の調整をしてもらえる税理士ドットコムが手軽





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